独立するプログラマーに求められるスキル

独立するプログラマーに求められる能力は、複数の言語を使いこなせるスキルです。
開発言語は1つでも通用しますが、その言語以外の仕事を受けられないのでは仕事の幅が狭くなります。
さらに使える言語が、その後も開発のメインであるとは限りません。衰退していったら、仕事が減っていくでしょう。そうなってから、次の手を考えても、すぐには仕事ができません。
それであれば先に言語を学んでおき、仕事の幅を広げておくことが大事です。
1つの仕事で複数の言語を使うことはありません。しかし、複数のクライアントを抱えていると、求められる言語が変わる可能性は否定できません。その際に対応できなければ仕事を続けられなくなる可能性が高くなります。

他に求められるのは、コミュニケーションスキルです。
フリーランスになると、独立後のクライアントとのやりとりは自分で行う必要があります。そのためコミュニケーションスキルがなければ、クライアントが望む成果物を提出できないケースもあります。
形や仕様が違ってしまうとクレームの対象になり、次からは仕事が来なくなる恐れもあります。ちょっとしたミスが仕事の継続に大きく関わるので、コミュニケーションスキルが高いことは必須でしょう。

もう一つ大事なのが、交渉力です。
自分の仕事の範囲を決めたり、報酬を決める際には交渉力が必求められます。特に仕事の範囲は広げすぎると報酬に見合わないものになるので、注意が必要です。
クライアントからすると、できるだけ広く請け負って欲しいケースもあります。その場合、報酬を上げてもらうなどの交渉を行うことが大事です。